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知っておいて欲しい事

薬剤使用メニューについて知って欲しいことがあるのです。。。

パーマ剤 コールド2浴式 (医薬部外品)

安価でウェーブをかけて楽しむパーマ剤です。
薬事法によりカラー(医薬部外品)とは同日施術はできません。
1週間以上間隔をあけることが必須
皮膚に着くと炎症を起こす場合がある。

チオグリコール系
一般的なパーマ剤で健康毛に使用することが多い
ただし、回を増すごとにダメージを与えてしまいます。

システイン系
ダメージ毛・細毛に使用し、システインを補充しながらパーマをかける薬剤です。
ただし、かかりが少し弱いのと、回を増すごとにダメージを与えてしまいます。(チオよりは軽いですが)
チオより高価なので料金も少し高くなります。
チオシス系
上記の中間的薬剤です。
回数を増すごとにダメージを与えてしまいます。
料金的にはチオより高くシスより安い感じです。

カーリング剤(化粧品)

パーマ剤のダメージを払拭するために生まれたダメージレスを目的に開発された次世代カーリング剤です。
同日にカラーを施術できるのが特徴です。
パーマ剤に比べて原価が高いため、高料金となります。

システアミン系
弱酸性~弱アルカリに調整され、パーマ剤に負けないウェーブ形成力を持っています。
独特の匂いがある。
ファーブルでは弱酸性域の商材を使用中。何度使用しても手肌に炎症を起こさなかったので。。。

スピエラ系
酸性~中性に調整され、パーマ剤に負けないウェーブ形成力を持っています。
匂いが独特できついのが欠点。
使用している美容師の手と爪が痛む。。。ということはどうなんだろう?

チオグリセリン系
中性~アルカリ性に調整され、パーマ剤に負けないウェーブ形成力をもっています。
匂いは少ない。
以前試した時に、手肌が痒くなりかぶれたので。。。どうなんでしょう?

サルファイト系
アルカリ性で、ダメージが少ない。匂いもほぼなし。ただし、ウェーブ形成力が弱い。

ストレート剤 2浴式(医薬部外品)

パーマによるウェーブをストレートにもどしたり、ボリュームを抑えることに使用。
パーマ剤よりもパワーが強いため、ダメージが大きくなります。
くせ毛は伸びないため不向き

縮毛矯正剤

パーマ(医薬部外品)系とカーリング(化粧品)系が存在します。
パーマ系は同日カラーは薬事法違反となります。
1週間は間隔をあけてください。

パーマ系(医薬部外品)
上記パーマと同様にチオ・シス・チオシスの系統があります。
パーマ剤よりもパワーが強い処方のため、ダメージがあります。
前処理(1剤塗布前)・中間処理(アイロン処理前)・後処理(2剤処理後)に毛髪補修成分を添加することによってダメージ低減しています。
ただし、頻繁にパーマ・カラー(ホームカラーを含む)・縮毛矯正・ホームケアにてアイロンを使用されますと、ダメージの蓄積により、ビビリ、切れ毛等が起こり、ヘアスタイルを作れなくなる事例も多発しています。

■ カーリング(化粧品)
上記カーリング剤の縮毛矯正タイプです。
ほぼダメージレスです。
処理剤を必要としないものが多いのが特徴。
カラーとも同日施術可能です。

ヘアカラー剤

様々な用途に合わせ多種多様なカラー剤が存在
ヘアカラー(ヘアダイ)医薬部外品
2つの薬剤を調合し黒髪を明るく調整(メラニン色素をブリーチ)しながら、染料で染める薬剤。

  • 市販カラー
    メーカーにより様々なカラーが自宅で染められるのですが、希望色に近づけるには数回染める必要があります。
    美容室専用カラーよりもはるかにダメージが大きくなり、他メニューに多大な悪影響を及ぼすのでご注意を!
  •  美容室専用カラー
    各メーカーにシリーズが存在し、リーズナブルなカラー~高品質なカラーが存在します。
    シリーズによって原価も異なるため、店の形態や方針によって料金もリーズナブルな店や高額な店が存在します。
    カラー=同レベル=同料金 ではありません。
  •  美容室専用高機能カラー
    各メーカーの最高レベルのカラーです。
    ハーブ配合や美容成分や、自然環境、人体に対しての安全性を重視した高級な材料を使用した贅沢なカラーです。
    原価も非常に高価です。

植物系カラー
草木(ヘナ等)・ハーブ系のオーガニックカラーです。
メラニン色素をブリーチしないためダメージはありませんが、黒髪を明るくできません。
明るくしたい場合はヘアカラーやブリーチを併用してください。
植物成分によってトリートメント効果、香りによる森林浴効果もあります。
欠点は1回では染め上がりませんので、頻繁に繰り返し染めることにより濃く染まっていきます。
市販の物に「利尻の○○カラー」はこれに該当するのでは。。。。
コーティング剤 (化粧品)
ヘアマニキュアです。キューティクルに吸着しコーティングしながら様々な色彩のカラーを楽しめます。
紫外線からも保護します。
黒髪を明るくブリーチすることがないためダメージなし。
他カラーと併用されると効果抜群

シャンプー剤

多種多様のシャンプーが存在します。

たかがシャンプーされどシャンプーです。
系統次第でパーマやカラーの持続性が変わります。
シャンプーで薬剤施術の妨げや地肌や人体に悪影響を与えることも。。。
アミノ酸配合は保護成分で緩和する目的で入れられているのでそれ自体で良くなることはありません。
石油系界面活性剤(硫酸・スルホン酸・オレフィン)・パラベンや安息香酸(石油系防腐剤)・石油系香料・シリコン(メチコン)の配合されていないシャンプーをおすすめします。

石油系
市販製品に多い
石油系界面活性剤(硫酸・スルホン酸・オレフィン)が使用されているため、脱脂力、洗浄力が強く、パーマやカラーの持続性がかなり悪い。
硫酸は激毒物です。

石鹸系
石油系のものよりは優しい商品。(人体や自然環境に優しい訳ではありません)
硫酸の代わりに苛性ソーダ(単体では毒物)を使用。
パーマやカラーの持続性は悪い

高級アルコール系
美容室専用に多く製品化。
ヤシ油に硫酸等の界面活性剤使用。
市販のモノよりは洗浄力が優しい仕様。
パーマやカラーの持続性はやや良

アミノ酸系、ベタイン系、脂肪酸系
アミノ酸系はアミノ酸配合とは異なります。
アミノ酸系界面活性剤で洗浄力は優しい仕様です。
パーマやカラーの持続性にかなり良いと実験データも出ています。

ファーブルの原材料費の比率

お客様にとっては高品質でリーズナブル

全てのメニューにはそれぞれの施術を行うために必要な材料を使用します。
それぞれに1人あたりの使用する材料に対し原価が発生します。
使用量や原材料費が異なるため、各メニューの料金に反映いたします。
他店より高額な料金のメニューもございます。
ファーブルでは出来る限りリーズナブルな料金で提供し、安全で安心な施術を体感していただき、なおかつ持続していけるようにしております。
安さを追求すると安全性やダメージが損なわれ、サービスの低下を意味します。
例えば
安全な成分のシャンプー(合成界面活性剤不使用・化学的防腐剤不使用等)はパーマがかかりやすく持ちも良くなり、カラーも入りやすく退色しにくい効果が立証されました。
安全性の高いカーリング料によるカール&ウェーブ・ストレートをされた場合はダメージなく修復されるのでホームケアでのトリートメントの必要性がなくなってきます。
安全性の高いカラーをされた場合もホームケアでのトリートメントの必要性が軽微なものとなり、トータルでは経済的で美しい状態をキープできる事になります。

材料の選択

毎日使用している美容師本人にとっての安全性重視

配合されている成分チェックと実際に施術の際に手に付くのですが、その際に手荒れや湿疹等の症状が出ないもの、家族に肌の弱い者(アトピー)がおり、実際に使用し、肌トラブルを起こさなかった製品のみを採用しております。
美容師及びその家族にとって安全を確認したものなので、お客様にとってもかなり安全を保障出来ると思います。

施術料金について

安全性&安心と贅沢な時間と空間を提供しており、妥当な料金を設定しています

料金には

経費(電気/水道/ガス/灯油/通信費/材料費/事務費 等)・広告宣伝費・図書費・店内外の機材の購入やメンテナンス費・税金等・サービス費・施術手数料(給与)時給換算・等

以上のように必要経費が発生いたします。

料金=所得 ではないのです。

ほとんど手作業のため、大量生産も出来ません。

1日に施術出来る人数は決して多くはありません。

なので所得も多くはありません。

過度な安売りはサービスの低下を助長すると考えます。

美容師自身の士気を落とす事になります。

この業界は他業種よりも低賃金の労働を余儀なくされております。

長時間(1日平均10時間以上)拘束され、休日も少なく(連休も月2回程度)、労働条件や賃金についても遅れをとっているのが現状です。

より良い材料やマンツーマンで貸切による贅沢な施術を提供しておりますので、相応の料金を戴きたいと存じます。