美容師の実務実態

一見華やかな職種で、楽しそうに仕事をしているイメージがあると思います。

確かに作ったスタイルがお客様に気に入って貰えて、笑顔で帰られるときには「やってて良かった」って思えます。

ただ、実際の仕事を考え他業種と比較した場合、
労働時間が平均10〜14時間。
スタッフとして技術を磨いている場合、ほぼ毎日就業後2〜3時間練習しています。
もちろん手当はありません。
休日も月6〜7日。
有給休暇もないケースも。。。
時給か日給・月給制は比較的少数。
給与もかなり低いのが実情です。
今話題の介護士・保育士等の待遇に近いものだと思います。
現実的にやりがいはある素晴らしい職業なのですが、やはり同じ社会人として給与や休日、長時間労働などの待遇改善をしていかないと、やる気が消失していってしまいます。
価格競争で低価格のサロンも増加してきています。
お客様にとっては良いことなのかもしれませんが、美容師は待遇が悪化してきている現状です。
安い価格ですと一見良さそうですが、安い原材料を使用する事になり、どちらかと言うとダメージが大きくなって安全性が低下することになり危険度が増してきてます。
実際に薬剤によるかぶれやダメージが強く出て、報道でも取り上げられる事も増えてきています。
我々の待遇面、お客様の安全性を考慮した場合、それなりの料金のサロンをご利用頂いたほうがお互いに良いと思います。